歳時記-2

桧盆栽

14年ぶりの再会(桧の盆栽)

この一鉢は、私の記憶では14年位前、千葉市高浜の自宅で育てていた桧の盆栽です。当時、宿であった故石橋氏宅(八街市)で手に入れた一鉢です。
さつきが丘、高浜、打瀬、大網と移り住むなかで、高浜時代に入院の為か、茂原市在住のK氏に譲った思い出のある盆栽です。
 K氏が寺の住職に「盆栽をやるなら桧を一鉢持つようにしなさい」と教えられたという逸話があります。K氏の手によりジン、シャリを見事に配り改作され、当時の面影は残る盆栽に仕上がっております。K氏の思いが込められています。
 7月、K氏から快く譲り受け再会、我が白里苑で棚を飾ることが出来ました。写真の背景の木は杉です。高浜を移るとき門の脇に生えていた実生の5Cmの苗で6年後今は樹高4mとなっています。末は縄文杉になるでしょうか?
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 「木」に「会」で桧(ひのき)です、ひのき舞台。再会の喜びと間もなく古稀を迎える齢を感じます。
 



      平成25年8月28日


桧盆栽の現在の姿

<白里苑の歳時記>
力強い根ばり高浜時代はこちらが表(逆もまた真なり)
ジン、シャリの模様幹の背景、高浜から移した杉

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